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制振ダンパーは“補助輪”? あえて全員に勧めない理由
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制振ダンパーは“補助輪”? あえて全員に勧めない理由

基礎知識

住宅の地震対策の話になると、

「制振ダンパーは絶対付けたほうがいい!」

という意見を見かけることがあります。

実際、僕自身も制振ダンパーを採用しました。

ですが、だからといって全員に必須だとは思っていません。

むしろ個人的には、

“まず大事なのは家そのものの耐震性能”

だと考えています。

制振ダンパーは補助的装置。

たとえば、

「座った瞬間に壊れる自転車に補助輪を付けても意味なくない?」

ちょっと極端な例ですが、個人的に制振ダンパーはそんなイメージです。

まず大事なのは“本体”。

つまり家そのものの耐震性能です。

その上で、さらに安定性や安心感を高める追加装備として、制振ダンパーがあると思っています。


今回の記事では、

について、実際の家づくりを踏まえてまとめていきます。

実際に自分がどう考えて追加したか、どういう人にオススメかをまとめていきますので、

ご興味ある方は是非読んでやってください!

制振ダンパーは“必須装備”だとは思っていない

最初に書いておくと、僕は制振ダンパー自体を否定したいわけではありません。

実際に自分でも採用していますし、意味のある設備だと思っています。

ただ、最近は少しだけ

「ダンパーさえ付ければ安心」

みたいな空気を感じることがあります。

個人的には、これは少し違うかなと思っています。

制振ダンパーはあくまで“補助”。

“家をより安定させるための追加装備”だと思っています。

まず大事なのは、

こういった“家そのものの強さ”だと思っています。

まず重要なのは家そのものの耐震性能

僕自身、家づくりではまず耐震性能を優先しました。

具体的には、

など、本体側を重視しています。

正直、制振ダンパーよりもまずこちらのほうが大事だと思っています。

極端な話、

本体が弱い状態でダンパーだけ追加しても、根本的な解決にはなりにくいと思うんですよね。

もちろん制振によって揺れを軽減する効果は期待できます。

ですが、まずは

「そもそも強い家にする」

ことが土台だと考えています。

それでも僕が制振ダンパーを採用した理由

では、なぜ僕は制振ダンパーを採用したのか。

理由として大きいのは、

“今後数十年のうちに、震度5を超える地震が来る可能性は十分ある”

と思っているからです。

耐震等級3だから絶対安心、無傷というわけではありません(-_-;)

倒壊は防げても、

などは起こりえます。

特に家は一回建てたら終わりではなく、

何十年も使っていくものです。

だから僕としては、

「倒壊しないこと」

だけでなく、

「できるだけダメージを減らしたい」

という考えがありました。

その補助として、制振ダンパーを入れています。

僕にとって制振ダンパーは“保険”に近かった

個人的に制振ダンパーは、

“安心感を買う設備”

に近い感覚があります。

実際、付けた瞬間に生活が便利になる設備ではありません。

ですが、

という気持ちはありました。

特に制振ダンパーって、後から追加するのがかなり大変です。

だからこそ、

「やるなら建築時かな」

という判断でもありました。

ある意味では、

自動車の安全装備や保険に近い感覚かもしれません。

使わないならそれが一番。

でも、何かあった時のために備えておく。

僕にとってはそんな立ち位置の設備でした。

ダンパーを付けるかどうかは“価値観と予算”だと思う

最終的には、制振ダンパーって

“価値観と予算”

の設備だと思っています。

実際、僕が建てる予定の小さめな家でも約60万円ほどダンパー採用に費用がかかりました。

人によっては、

「その分を断熱や設備に回したい」

という考えもあると思いますし、

逆に、

「安心感にお金を使いたい」

という人もいると思います。

どちらも間違いではないと思っています。


まずは耐震等級=家が倒壊しないことを重視しています。

それを考えた上で、

“地震のあとの家の状態”

をどこまで重視するかで選ぶものだと思いました。

現在の建築費用の上がった状況で、ダンパー追加の費用もバカになりません(;・∀・)

もしかしたら一生出番のない装備になる可能性もあります。

このあたりをどう捉えて、どう予算を割り振るかは施主によって変わると思います。

僕の場合は、

長く住む間に大きな出費や、そもそも住めなくなる可能性

を少なくするための選択ですね!

まとめ

今回の記事では、耐震等級や制振ダンパーについての僕の考えをまとめてみました。

安い装備なら当然みなさんつけるような装備だと思います。

ただ、世の中タダでいいものはつきません(;・∀・)

家作りは予算との闘いでもあります。

施主それぞれに重要視する項目はあると思います。

制振ダンパーは、

「付ければ絶対正解」

という設備ではないと思っています。

ただ、

「長く住む家を、できるだけ長く良い状態で維持したい」

そう考える人にとっては、十分検討する価値のある設備だとも感じました。

制振ダンパーを考える際の要素として、こういう考え方もあるんだよ

ということを知ってもらえると嬉しいです!

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