家って、
「壊れてから直せばいい」
と思いがちですよね。
実際、僕自身もそう考えていた時期がありました。
会社の機械なんかでも「動いている=正常」と考える人も多いです。
ですが最近、
実家でいくつかの“メンテ放置問題”を見ていて、
「まだ大丈夫」
が一番危ないのかもしれないと感じています。
しかも厄介なのが、放置している間はそこまで困らないこと。
だから後回しになる。
でも、その結果として、
- 修理範囲が広がる
- 費用が増える
- 工事規模が大きくなる
- すぐ直せなくなる
という問題が起きていきます。
今回の記事では、
実家で実際に起きたトラブルを例に、
- 家のメンテナンスを放置するとどうなるのか
- なぜメンテナンスは重要なのか
- なぜ「維持しやすい家」が大切なのか
について書いていこうと思います。
ベランダ排水管の異常を放置した結果、室内に雨漏りした話
実家では以前、
ベランダ下の排水まわりに異常が起きていました。
排水管が外れていて、本来流れるはずの水が正常に排水されていなかったんです。
しかも完全に壊れていたわけではなく、
「一応流れてはいる」
状態。
※実際はベランダ排水溝から壁内に流れていただけ(;’∀’)
こういうのって、かなり後回しにされやすいんですよね。
結果として、その状態を半年近く放置。
そして最終的には、
室内側への雨漏りに発展しました。
当然ですが、被害が出てからの修理は規模が大きくなります。
もし早い段階で対応していれば、
簡単な補修で済んでいた可能性もあります。
ですが、
「まだ大丈夫」
「今すぐ困ってない」
を繰り返した結果、
問題が大きくなってしまいました。
ちなみに今回修理費用は約22万円でした。
ただ、これはベランダ排水溝の修理とベランダ床面の防水塗装のみの価格です。
水の入った壁内は修理どころか、ノーチェックの状態です(-_-;)
「水が入った状態で蓋をしただけ」
という状態ですね。
これも後回しになってはいますが、正直後々もっと大きなトラブルになりそうな予感もします……。
浴室換気扇を長年放置した結果、話がかなり大きくなった
もうひとつ大きかったのが、浴室換気扇の問題です。
実家の浴室換気扇は何年も前から調子が悪く、換気能力も落ちていました。
そして浴室の上にある僕の自室は、常に湿度が高い状態でした。
ただ、
- 一応動く
- 完全停止ではない
- 一晩回せば浴室自体は乾燥している
という状態。
これも典型的な、
「まだ使える」
パターンです。
ですが換気不足って、見えない場所にダメージを蓄積していくんですよね。
湿気がこもることで、
- カビ
- 結露
- 壁内部の湿気
などの問題に繋がります。
しかも今回、外壁側に黒ずみも発生していました。
換気や湿気の影響が完全に原因かは断定できませんが、
少なくとも、
「放置していい状態ではなかった」
のは確かだと思います。
結論からいうと、換気扇の配管途中に隙間ができていたようです。
湿気を帯びた空気が隙間から漏れ、壁内に流れ込んでいたという説明を受けました。
そりゃ浴室の上にある僕の部屋の湿度が上がるよな…って感じです( ;∀;)
まぁ、配管修理だからすぐ終わるよね、と思ったらそこまで話は単純ではないらしく。
次の項目に続くことになります(笑)
配管修理だけで済まなくなり、ユニットバス交換の話に
浴室換気扇の配管、
ちょっとよくわからないんですがユニットバスの交換しないと修理できないらしいんです(笑)
実際ユニットバス自体ももう30年以上使ってるので、替え時ではあるんですけどね。
両親としてはこんな大事になると思っていなかったようですが、
「業者の人が言うんだから仕方ない」
なんて言ってましたね。
たかが換気扇の配管の話から、100万円くらいかかるユニットバス交換に話が膨らみました。
そして問題なのはタイミング。
以前の記事にも挙げたように、今はイラン情勢で物流が乱れています。
資材・原材料不足からくる価格上昇と、そもそもモノがないという状態です。
交換時期未定、価格もその時になってみないとわからないとのことです。

☝イラン情勢で新築・リフォームに関連するお話はこちら
家のメンテナンスを放置すると、問題は連鎖しやすい
家の怖いところって、一か所の問題で終わらないことです。
例えば、
- 換気不足
↓ - 湿気がこもる
↓ - カビや劣化
↓ - 周辺部材へ影響
みたいに、問題が広がっていく。
しかも放置期間が長いほど、修理難易度も上がります。
人間って、小さい問題ほど後回しにしがちなんですよね。
でも住宅って、“見えない場所”で悪化していることがかなり多い(;’∀’)
だからこそ、
定期的な確認やメンテナンスはかなり重要なんだと思います。
メンテナンスは「精神論」では続かない
よく、
「ちゃんと掃除しよう」
「定期的に点検しよう」
と言われます。
もちろん大事です。
でも正直、面倒なものは続かない。
これが現実だと思っています。
特に家って、何十年単位で維持していくもの。
だから僕は今回の家づくりで、
「頑張れば維持できる家」
ではなく、
“ラクに維持できる家”
をかなり意識しました。
例えば、
- 掃除しやすい
- 汚れにくい
- 状態確認しやすい
- 放置しにくい
- メンテしやすい
こういった部分です。
人間はラクなほうに流れます。
だからこそ、最初から“ラクできる設計”にしておく。
それが結果的に、長く快適に住める家に繋がるんじゃないかと思っています。
まとめ
今回の記事では、実家のメンテ放置の実例をもとに
「長年放置するとどういうことになるか」
ということをまとめてみました!
我が実家の話とはいえ、結構追い込まれているなぁと思います( ;∀;)
昨今の日本では”可能な限りひっぱる”というスタイルは危険に思えますね。
住宅業界に限らずですが、一度上がった価格はもう下がらないと思っています。
とはいえ両親は
「ちゃんと考えてやってるから気にしないで」
と言っているので任せようと思います。
僕はある程度見立てを持って、どれくらい予算がかかるか把握して行動したいタイプです。
今回の実家のように、「いつ・いくらくらいかかるかわからない」というのは怖いです。
そしてこうならないために新居のほうは
「メンテしやすく状態把握しやすい」
「そもそもメンテに手間がかからない」
という、自然に管理できる状態を目指して打ち合わせしました。
個人的には限界までひっぱっても金銭的なメリットはないと考えています。
デフレ時代はよかったですが、今や日本もインフレトレンドになって久しいですからね……。
どういった方針でいくかは人それぞれです。
今回の記事に関しては
あくまでも僕はこう考える
の一例です!
こういった考えもあるんだなと、参考にしていただけると幸いです!

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