家作り、最初に調べたこと

基礎知識

家作りってわからないことだらけですよね。

僕も当然初めての経験なのでわからないことしかなかったですw

実はこの記事を投稿する時点でそこそこ話は進んでいるのですが、今でもわからないことだらけです。

そんな中、僕が家を建てると決めて一番最初にやったことは

え???

ハウスメーカー選びやお金の話じゃないの???

もちろんそれも大事ですが、僕はまず今の家の性能や便利さを調べました。

今住んでる家と最新の家を比較して差を知りたかったんです。

モチベアップしていかないと、この額のローンはなかなか踏み切れないよ!!

セオリーからは外れているんでしょうが、それを言ったら独身で新築戸建ても十分セオリー外ですよねw



もう一点、最初に現在の家を知ることで得た大きなメリットがあります。

それは…

将来自分がどんな家で生活しているか、明確にビジョン化できること。

これは打ち合わせしていて気づいたんですが、施主がどんな家に住みたいか明確にイメージできていることで打ち合わせのスムーズさが変わります。

間取りを出してもらったことがある方は納得していただけるかと思います。

自分がイメージしている間取りとかなりかけ離れた間取りが提示されることがあります。

まずは施主が明確にビジョンを持ってそれを伝える、これができるのは強みです!!



この記事では僕がモチベアップのため、そしてビジョン明確化のために大いに効果があった項目をあげてみます。

どこにモチベアップがあるかは人それぞれだと思いますが、参考にしてみてください!

高気密・高断熱にも差があるらしい

実家、実は高気密・高断熱住宅なんです。

家作りを決めて調べ始める前は、高気密・高断熱住宅であればそこそこ高性能だと思ってました。

が!!!

調べてみるとこうれが結構違うらしい。

今ではどのメーカーもHPやカタログに表記しているC値(気密性能の数値)やUA値(断熱性能の数値)。

これらが住宅性能の指標となっているようで、それぞれの数値でランク付けされているのです。

このらへんの数値に関してはまた別記事にまとめますが、当然30年前とはかなり差があるみたい。

実際ハウスメーカーのモデルハウスに行って驚きましたよね。

家では冷房入れるような季節なのに、冷房なしでも暑くない。

普通の家じゃやらないような二階までの吹き抜け、それと同じ高さの大開口の窓。

それでも快適にお話できる環境でした。

やはり自分で体感すると俄然最新の家に住みたくなりますね!!

ランニングコストも変わるっていうけど、そんなに変わる?

上の話ともつながりますが、外が暑いのに中は快適というのはモロにランニングコストにつながります。

夏場に室温が上がりにくいということはエアコンがそんなに頑張らなくても室温が下がるということ。

そして冷えた空気も温まりにくい。

これは冬場も同じで外気に影響されにくくなります。

断熱材の進化や長年のノウハウで家も進化しているということです!

我が家も高気密・高断熱が一般的になってきた時期の家ではありますが、やはり30年の時間でかなり差がでたということです。

他にもトイレやキッチンの節水機能、バスユニットのお湯が温度が下がりにくいなど、様々なところでコストに関わる性能がアップしています。

初期投資はデカイですが、住み始めてからジワジワ効いてくるランニングコストが抑えられるのは嬉しい要素ですよね!

各所でエネルギーロスを抑える工夫がされているので、最新の家はランニングコストもかかりにくい!

建ててしまえばなんとかなるかも?なんて思わせてくれますねw

イマドキの家ってそもそも間取りが全然違うんじゃ…

ネットやYouTubeに出てくる間取り。

我が家と全然違うやんけ!!となります。

廊下が少なく延床が少なくてもスペースを有効活用できてたり、動線が考えられていることで家事楽ポイントが多かったり…。

間取りの重要性を改めて知ることができます。

例を挙げると、我が家は洗濯を一階でして、二階の物干しスペースに上がって干しています。

二階に上がってからは2つ、ドアを開けなければいけません。

イマドキの家は洗濯機のある部屋で干して、隣の部屋に収納できるなど、とにかく時間も労力もかからない!!

間取りで自分の時間は作れる。

人生の時間は有限です。

無駄を省いた間取りは世の奥様方にだけ刺さるわけではないです。

僕みたいな一人身も恩恵を得られるのです!!

住宅設備も便利アイテムがいっぱいあるらしい

これも間取りと同じで、家事楽アイテムが各設備にてんこ盛り。

僕が注目したのはここでも時間効率。

実家でもトイレ掃除だったり風呂掃除だったりしてますが、これがまぁ時間がかかる。

もちろん他にもやらなきゃいけない掃除だったり片づけだったりがあるわけで。

それを一人でやるとなると大変です。

調べてみると、実家ではないような工夫がたくさん!!

掃除頻度が少なくて掃除自体も楽なレンジフードや、汚れがつきにくいトイレ・風呂。

上げればキリがないですが、今の実家からは想像できないくらいに家事楽ハウスができると思います!!

一人で住むからには、時間効率は意識したい。

当然オプションのものもありますが、これらがあれば一人でも家事をこなしていけそう!と思わせてくれる設備の進化を感じました。

耐震性能も段違い

日本はほんとに地震が多いですよね。

こわいなー程度に思ってましたが、実際に体感すると危機感が全然違いました。

震度5強程度までしか体感してませんが、家の外にいるときに地震がきました。

目に見えて揺れる家屋、地面が横に揺られてアスファルトの隙間が開いたり閉じたり、ご近所さんのカーポート屋根に溜まった水が大波のように飛び散る。

ニュースでしか見たことないような地震を体感すると、一気に恐怖心が煽られます。

そして直後に発令される津波警報。

まさに緊急事態、訓練ではない本番。

警報解除後に家に戻りましたが、もし余震がきたらこの家は大丈夫なのか?という不安の中、数か月は寝不足が続きました。



こういった災害への不安。

やはり家にいる時間に安心できないというのはとてもストレスです。

もちろん現代の家も無敵ではありません。

しかし耐震等級の高さであったり、ダンパーによる家へのダメージの軽減だったり。

災害がきても安心して住めるような工夫や進歩が確実にあります。

この点に関しては実体験を元に確実な要望として僕自身の中にあったので、家作りの中でもかなり重要な要素になっていましたね。

まとめ

モチベアップと未来の姿のビジョン化。

これを一番最初にやって本当によかったと感じています。

「家を建てなきゃ……。」ではなく「こんな家を建てたい!」

この気持ちは今後やるべきことも明確になります。

正直、頭を悩ませたりどうにもならないことにぶつかったりもします。

でもそれを乗り越えるために調べたり行動したりする原動力があれば走り切れると思います。

実際今の時点でも多くの問題にぶつかりましたが、なんとか話は順調に進んでいます。

なんなら、そういうことを成功体験とすることで、とても楽しく打ち合わせに臨めていますしねw




打ち合わせの話で言うと、ビジョンの明確化はとても役立っています。

これに関しては別記事でどう役立つのか書いてみたいかも。

「とりあえず」で支払うお金の額ではないので、メーカー任せは危険です。

施主も打ち合わせ前にある程度は準備をしておくべきだと思いました。




独特な理論を展開しましたが、僕は家作りの第一手として家を知ることから始めました。

そしてこれは良いスタートを切れたのだなと感じています。

もちろん、そんな悠長なことを言っていられない事情がある方もいるでしょう。

でももし少しの時間をかけられるなら、隙間時間でもいいので今の家の素晴らしさをみなさんで調べてみてください。

くれぐれも住宅沼にハマって、僕みたいに四六時中頭の中が家のことでいっぱいにならないように注意してくださいね(っ °Д °;)っ

コメント